セカンド・オピニオン(過去の記録:7月のこと)
さて、5月に近所の総合病院の乳腺外科で経過観察になったわたしですが、初めに相談した乳がんに罹患した方が、セカンド・オピニオンを強く薦めてくれていて、でも別の病院を受診することに抵抗があったり、他にどこの病院に行く?ってくらい選択肢も少なくて悩んでました。
そもそも乳腺外科って予約しないと受診できないし、県内でも大きな病院が大学病院と県立病院と2つあるんですが、どっちも紹介がないと受診できない感じです。
お医者さんって、「あそこの病院を受診して経過観察中なんですが、やっぱり心配なんで診て貰えませんか?」ってどう思うんだろう?
嫌じゃないのかな…
って気持ちがありました。
結局、前に受診して経過観察と言われたことは言わずに、かかりつけ産婦人科で子宮頚がんの検査を兼ねて相談しました。
すぐに専門医に診てもらった方がいいと、県立病院を紹介され、7月7日に受診することになりました。
県立病院でも、総合病院と同じように、診察して触診して、分泌液を採取して生検に出して、マンモして、エコーして、診察。
やはり悪性を疑うしこりはなし。
でも、血性分泌(血乳)の原因が分からないのでMRI撮りましょうってなりました。
8月、MRI検査をしましたが、やはり悪性らしいしこりは写ってませんでした。
初診時に取った分泌液からはがん細胞は認められなかったけど、腫瘍マーカーの数値が高めだったらしく、そこで県立病院の先生は、悪性腫瘍が否定できないので血性分泌液(血乳)が出てると思われる拡張乳管を取る「乳管線葉区域切除術」を受けることを薦めてきました。
血が出てる乳管を取って検査に出して細かく刻んで調べることで、原因が悪性腫瘍か良性腫瘍か分かるとのこと。
4センチ×7センチの切除で右胸の6分の1を取る形になるみたいで、良性かも知れないのに取るのってどうなんだろうって悩みました。
でも結局それでがんが見つかったので、結果的に手術を受けて本当に良かったし、あのまま近所の総合病院で経過観察してなくて良かった!セカンド・オピニオンを薦めてくれた方には感謝感謝です。
総合病院は、「がんが見つからなかったので経過観察しましょう」だったけど、県立病院は「がんの可能性が否定できないので手術しましょう」ってことだったので、これが乳がんが早期発見できた分かれ目だったと思います。
普通、確率が低い方を選択肢の優先に持ってこないかもしれないけど、病気の時は逆ですよね。
例え1%でもそれが自分だったら、罹った時点で100%です。
県立病院の先生にも感謝感謝です。
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手術するか、しないか(過去の記録:8月のこと) - うみちゃん乳がん日記